4月始まりアニメの感想とか

1クールものは既に終盤ですが各140文字程度で感想を

月曜

閃光のナイトレイド

1話が暗闇のターミナルで中国語が飛び交っているという引き込まれにくいシチュエーションで様子見してましたが、満州事変〜第二次世界大戦辺りに超能力者の間諜がいるという設定の架空戦記ものの様子。エンディング後の注記からするに、裏で起こっていた語られない話のパターンのようですが、TVで放映するにはまだデリケートな話題なのだなと思いました。

火曜

迷い猫オーバーラン

毎回監督が変わるどころか話が原型を留めていない回(ブレイブブレイバーとか)もあってずいぶん実験的。四コマ漫画系なら番外編のような扱いであってもいいのかもしれませんが……。キャラとシチュエーションの固め方はライトノベル原作という手堅い感じ。そこに監督変更による大胆な毎話の変更でシリーズとしては楽しんでます。

けいおん！

2期。京都アニメーションは絵も演出も安定してるなという感じ。人間関係は1期で構築されたもののままなので、修学旅行などシチュエーションを変えて続けている。卒業という終りが提示されてはいるけれど、そこまでの非日常的な日常のモラトリアムがマッタリと広まっている。

木曜

HEROMAN

原作：スタン・リーという日本で言うと原作：富野由悠季のような半ば「見なければ」という義務感に駆られて見ている。スラッグの出現が序章に過ぎないというところが分かるまでは物語の進行ペースがつかめなかった感じ。力を手に入れたとはいえ、ひょろっとした女の子っぽいナードが主人公なのはアメリカで流行るんでしょうか。

四畳半神話大系

大学で挫折したボンクラ学生の"私"の妄想と繰り返される悪夢の話。小津以外のキャラクター設定はほぼ同じで"私"が入学時に選んだサークルが変わっていて、それで彼らとの関係性も変わっている形。最初の方のエピーソードは明石さんと占い師の話がお決まりで入っていたけれど最近のエピソードでは挿入されていない。原作にあるのとないのの差か。

B型H系

声優チョイスのせいか田村ゆかりのいたずら黒うさぎエロトーク出張版という感じ。親友が堀江由衣なのもえらく訓練されたチョイスかと。鬼印といい「あーあーびーがたえっちけー」のBGMといい、良いギャクになってると思います。

真・恋姫無双

今期4本ある三国志もの*1のうちの1本。三国志の有名登場人物が全員美少女だったら話なのですが、字などに詳しくないので何の捩りか分からずに時々何をやっているのか分からずという感じ。オリジナルエピソード以外は他のアニメ見ながら補完してみている感じです。

カメンライダードラゴンナイト

パワーレンジャー形式の仮面ライダー龍騎。本編後は解説用のファクトファイル(別名杉田劇場)。鏡の中の世界(ベントラー)とライダー同士のバトルがある以外はあまり関連性も無く、ゼイビアックスという諸悪の根源のポジション*2を据えることでずいぶん単純化している感じ。向こうの特撮のバタ臭い感じがする主題歌が好きだったんですが、日本語版になってました。

金曜

Angel Beats!

麻枝准の話だなー、という感じの話。登場人物が生前ことごとく不幸な目にあっていて遺恨でこの世界に残っている。思い残すことが無くなると成仏できるのだけど、天使がうまくそれを伝えられなかったために諍いになっていたということが最近明かされる。90年代末の登場人物が不幸になって崩壊していくシチュエーションを死を経由して00年代に成仏させてるとかなんとかみたいなお話なんでしょうか。

土曜

クローン・ウォーズ

エピソード2とエピソード3の間の話の3Dアニメ。毎回楽しめるのですが、エピソード3とエピソード4の間のドラマの話はどうなったんでしょうか。

SDガンダム三国伝BBW

ガンダムで三国志。BB戦士世代としてはコミックワールドがアニメ化されたのは感慨深い。一般庶民が全員ジムだったのに笑いました。

日曜日

WORKING!!

ファミレスバイトの話。週アスで連載しているハニカムなんかといいこの手の話は好きなので見ていますが、多分飲食店でバイトした事ないので適当に見れてていいのだと思います。

荒川アンダーザブリッジ

荒川の下に住む事になる理由を始め、かなり力技が多いギャグアニメ。力技が合わないときはとことん空振りになるなという印象。短編エピソードごとに話数を切っているので、短編や4コマ漫画などで30分枠アニメにしたときにありがちな間延びした感じがないのはいいところだと思います。

*1:真・恋姫無双、SDガンダム三国伝BBW、最強武将列伝三国志、一騎当千

*2:龍騎でも神崎兄がある意味そうだけど