仮面ライダーディケイド

各ライダーの世界を2話でこなしていき、1話目でその世界のライダーと戦い、2話目でその世界のライダーと協力してボスを倒していく形式。各ライダーの世界はパラレルワールドとはいえ、原作のテーマを元にしています。本来1年かけて語るテーマを2話で語りつつ、更にディケイドがまとめの一言を言ってライダーを武器に変形させてボスを倒すというイベントを詰め込まなければならないので大変急展開な感じです。

各話の固まりきった形式進行は水戸黄門をも思い出させます。悪代官を前に持論と名乗りをあげる辺りからそんな印象を受けるのかもしれません。提示の形式がきまっているので、その分語る内容や語り口に集中して見れるのでこれはこれでよいのだと思います。

各世界ごとにまた改めて感想を書きたいところですが、今回のブレイドの世界について簡単に書くと、従来の日本の会社が持っていた良さを見直そうという話でした。……この話ゴーオンジャーでもやってましたね。後、正義と悪がお互いの存在を補完しあっているという話も出ましたが、これはディケイドの存在自身の話でもあるかと(破壊者であると同時に救世主でもある)。

ともかく、毎週楽しみな仮面ライダーです。