∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

コードギアス 反逆のルルーシュR2

ルルーシュの生きる目的であったナナリーが死に、シュナイゼルによってゼロの正体が明かされた結果黒の騎士団からも裏切られ、その逃亡のためにロロをも失う話。そのルルーシュが最後に行おうとしているのは神根島の父への反逆なのか、というところで終わりました。

ルルーシュVSシュナイゼル

黒の騎士団とシュナイゼルの交渉はシュナイゼルのカードの見せ方がうまかった

  • ルルーシュがブリタニアの皇子である
  • 他人に自由に命令を下せるギアスという特殊能力を身につけている
  • ユーフェミアにギアスをかけて日本人を虐殺させた

という部分だけを話すところや、自分もギアスをかけられているかもしれないという不安を吐露し、相手の共感を得る部分。こりゃシャルル皇帝も「シュナイゼルに任せる」というはずだ、という感じでした。

黒の騎士団の手前とはいえ、シュナイゼルは「私の最も恐れる男」と評価し、ルルーシュは黒の騎士団の裏切りを前に兄上のやることなら万に一つも生きる見込みは無いと思わせる関係が平和的に扱えないのが、この話ですね。

ロイドVSニーナ

「科学に準じて狂うか、狂わずに科学を諦めるか」と言うほどにまともであり狂ってるロイドさん。今回、ナナリー以外の生徒会メンバーはフレイアの被害を免れましたが、シャーリーの死を聞いて涙したニーナが今後どう行動を取るのかも一つのポイント。

ニーナが望む/望まぬに関わらず、その威力を敵前で証明したフレイヤは立派に威嚇としての役割を果たすようになっていますが。

スザクVSジェレミア

長らくかかわりが無かったのでこの二人の関係性を忘れていましたが、エリア11における一兵卒と辺境伯でしたね、そういえば。互いにルルーシュによって運命を変えられた身でありながら、そのことによって自分に順ずることができなくなった人間と、できるようになった人間の対比のワンシーンでした。

ルルーシュVSロロ

ルルーシュにとって偽りの記憶だった1年間が、ロロにとっては自分が道具ではなく、人間として生きられた1年間だった、というお話。ゆえに自分を生かしてくれたルルーシュのために自分を犠牲にしたロロ。「兄さんは嘘つきだから」とつぶやくロロに死に際の手向けをするルルーシュ。悲劇とはいえここはうまくまとまった感じでした。


さて、ラグナロクを開始すると言った皇帝ですが、具体的に何が起こるんでしょうね。以前には「神を殺す」などと物騒なことを言っていたものですが、その名前の通り最終戦争が起こるのでしょうか。ナイト・オブ・ワンを始めとして出てきてまだそんなに見せ場が無い人もいるのですが、黒富野エンドを臭わせつつ、うまくまとめてくれると思うことにします。