コードギアス反逆のルルーシュR2
気がつけば先週感想書いてませんでした。
先週超合衆国を立ち上げ、『沈黙の艦隊』化した黒の騎士団が日本奪還作戦を始める最中、ルルーシュはナナリーの安全を確保するためにスザクに会いに行く話。
ルルーシュは友達だのなんだの言っている割には冒頭からギルフォードにもしものためにギアスをかけているし、スザクもあれだけ詰ったり頭踏んづけたりしておいて手を差し伸べるというすごい状態。しかもスザクは間が悪いことにシュナイゼルの部下に張られていてルルーシュに罠にはめたと思われてしまう始末。
どっちも自分のことしかしゃべってなくて、唯一の共通項であるナナリーでどうにかつながっていたけど、今回砕け散ってしまった感じ。この喧嘩別れはどっちもどっちという感じですがね。
黒の騎士団側は九州側にある程度勢力をひきつけておいて東京疎開に潜入という1期ラストとオーバーラップするラストへの持って行きかた。ただし、カレンがブリタニア側に勧誘されていたり、皇帝がラグナロクとかを始めようとしていたり、シュナイゼルにゼロの正体及びギアスの存在がばれてしまったりと状況はそれなりに異なるのだですが。
それにしても二期のルルーシュは困ったときに他の人に人生相談してみたりとか、話の構成上、引っ掛けられそうな罠に見事に引っかかったりとらしくない感じが続きますね。『DEATH NOTE』の2期の月もそんな感じではありましたが。
ピカレスクものの最後というと破滅が定番なのですが*1主人公の元の能力が高いとそこに持っていくために傍目から見ていると「なんだかなぁ」な話があったりするのは仕方ないんでしょうかね。
次回、おそらくスザクが出撃することになるでしょうが、ナナリーごと東京疎開をフレイヤ(ニーナが作った原子爆弾みたいなもの)を利用するという展開にはならないといいのですが……。