∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

木曜分

大江戸ロケット

最終回。清吉とお空さんが乗ったロケットが打ち上げに失敗して爆散したと見せかけて、爆発したのはすべて花火。実は清吉とお空さんは実はロケットに載ってなかったというオチだった。その後もひっくり返し展開が続いて、爆発を見てお空さんにお迎えが来て、今生の別れになるかと思いきや、ご隠居が宇宙人で宇宙船を持っていてみんなで宇宙へ、という終わりだった。

ちゃっかりモブの中に一座頭取(監督)の水島精二と絵師頭取(キャラクターデザイン・作画監督)の吉松孝博が登場していた。絵はアニメスタイルの「サムシング吉松の死んじゃえばいいのに!」ママだったので個人的にはニヤリとした。

「WEBアニメスタイル_COLUMN」
http://www.style.fm/as/05_column/some532.shtml

最近のではこれが一番分かりやすいかな?


総評としては面白かったと思う。長屋がロケット作っている様子はアニメの現場みたいな様相があるし、そこにSF要素が入ってきて、中島かずきと會川昇の脚本がうまくいっていたと思う。だけど、最後のダメ押しオチのご隠居が宇宙人で宇宙船持ってたというのはどうなのかなぁ。本人まで「話が2クール持たないじゃない」と言っていたからギャグのは分かっているけど、腰砕けな感じがしたなぁ(笑)

ながされて藍蘭島

最終回。先週の予想の通り、行人が島の渦を脱出して美咲と再開した後に再び藍蘭島に戻ってきた。美咲は男ばかりの藍蘭島にいたらしいけれど、シルエットがマッチョばかりで妹が藍蘭島に戻るのは引き止めたほうがいいような気がしてしまった。

今回も前回にも増して行人のために藍蘭島の女の子たちが各々奮闘する話で、行人が主人公らしいシーンもなかった気がする。それはそれで、この話における主人公、というか男の子の立場を表していていいかとは思いますが。戻るという選択も主体的な選択ではあるけれど、物語上の規定事項みたいだったし。


総評としては行人がそこそこの能力者でいいところもあるのだけど、それでも島の女の子が過剰にアクティブなので平均すると割合普通のハーレムものとして見ていた。メインで動いているキャラ数も終盤になっても少なめで見やすかったし、スポット当てるだけの余裕もあって、そこのところはよかった。

余談としては、微妙な絵のバランスが違った回に違和感があった。あの絵は結構バランス次第なのかな。『大江戸ロケット』なんかはシーンごとに絵が違う回があったけど、あまり違和感がなかったのになぁ。

機神大戦ギガンティック・フォーミュラ

最終回。スサノヲ対オニクス戦がスサノヲの勝利で終わって、OXIIが宇宙へと旅立つ話。スサノオ対オニクス戦は最終回らしく、スサノヲがユーノアのアルゴスの百目を使って全ギガンティックを登場させ、バックではオープニングテーマがかかっているという仕様。最終回の戦闘にオープニングテーマをかけるのはベタですけどね。

戦闘後はほぼ後日談。2035年にギガンティックが1体も残らない状態で戦争が終結したのでドローという判決。新組織で国家同士が家族のような扱いになるSXANO条約が結ばれたらしい。各国の生存しているパイロットやトランスレーターのその後も1カットづつ登場していた。日本では真名がデレデレだし、ウッチーがUCCHIE Tシャツ来てたりとやりたい放題だった。


総評としては第三国同士の戦闘を共鳴感応システムで描いていたり、英語とロシア語は字幕付きで実際に喋らせていたりと、中々アプローチが面白いところが多かった。

絵は1話を見たときにはどうにも慣れない絵があったけれど次第にアニメとすり合わせた絵柄になってきて見やすくなっていたと思う。それでもエンディングの絵とはまったく違うのだけど(笑)

後、メカデザイナーがずらっと揃っただけあってメカデザインも面白いものがあった。その反面、メカのデザインで新しいラインを出したり、差異を付けるのは難しいのだなと思ったり。

話は25話の大黒君が全部喋って説明したせいでコックピットから排除されちゃった事件なんてのがあるように、少々尺が足りなかったのかなぁと思う部分もあるけれど、それはそれで良かったのかもしれません。神様同士の戦いなので物語の女神様が強引にでもまとめにかかったわけでしょうし。