∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

天元突破グレンラガン

グレンラガンの到着によって降下中の月を押し戻して一件落着。今度は宇宙の果てからアンチスパイラルが来て戦いは続くよどこまでもという話。盛り上がり方や展開がカミナがいた頃のノリで楽しめました。今回もパロ多かったし、それまで気が付いていなかったことが多くあったことが分かった。


まず、今回登場したアークグレンラガン。ノアの箱舟みたいなものだし聖櫃(アーク)なのかと思っていたら『ゲッターロボアーク』(2001〜2003)だった。でもドリル使うし、アークグレンラガンの配色からすると厳密にはゲッターキリク(『ゲッターロボ』におけるゲッター2)かなぁ。

ゲッターキリクのパイロットのカムイは人類とハチュウ人類のハーフで、アークグレンラガンのパイロットは人類と獣人が載ってる。カムイの父親はハチュウ人類の王・ゴール帝王で、シモンは獣人の王・ロージェノムの螺旋力の後継者であり、義理の息子みたいなものだし。今週冒頭も含めてよく登場するドリルが出てきて衝撃波が出る必殺技はサンダーボンバーで、グラサンはゲッタートマホークブーメランなのね……。

GAINAXがダイナミック・プロのパロやるのは意識にあったのですが連載誌の「スーパーロボットマガジン」は2,3回しか読んだことなかったのですっかり忘れてました。余談ですが『ゲッターロボアーク』は雑誌の休刊で第一部完になって石川先生が亡くなられたので未完のままでしょうね。


次にギミーとダリー。アークグレンラガン操縦席のグラパールの配置が右(みぎ→ギミー)と左(ひだり→ダリー)でようやくシャレに気付きました。死語かもしれませんが「ギャフン」と言いたい気分。そう言えば通信の時もギミーは右側に出てることが多かったかな……。


その次はロシウの村の聖典。次回予告を見たらムガンらしきものが表紙に書かれているし、人口が一定数を超えると養えなくなるので減らすとか、ガンメンが神様だとかロシウ登場回は後半の展開の縮図なんですね。予告だと神父さんも生きているみたいだし、ロシウをそこに持っていって解決策を模索させるというのはいい展開だと思います。今回最後まで自分のできることをやって意地を通したわけだけど、サブタイトルのようにそれが最後にできることではないはずなので。


後は月をガンメンで押し返すところはどうしても『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を思い起こしてしまうし、月との合体は『勇者王ガオガイガーFINAL』のハンマーコネクト、シモンとニアの対峙は『新世紀エヴァンゲリオン』のシンジとカヲルの対峙みたいな感じでした。どれも作品に合わせてうまいところやっていたと思います。