最近のニュース
朝日ソノラマが営業停止
「新着情報」
(http://www.asahisonorama.co.jp/hp/whatsnew/readers.html)
SF者であるid:sanakanさんに話したらソノシートの話が出たんですが、私はソノラマ文庫で限界でした。富野監督で言うと
辺りだったかと。世間的には『クラッシャージョウ』とか『吸血鬼ハンターD』でしょうけど。一応朝日新聞に引継ぎはされるようですが……。
『時をかける少女』が地上波で放送
「時をかける少女: 「時をかける少女」地上波テレビ放送に関して」
(http://www.kadokawa.co.jp/blog/tokikake/2007/06/post_234.php)
フジテレビで7月21日(土)21:00〜だそうです。リンク張ってもらっている恩もあるので紹介。
押井監督次回作
「押井守監督に聞く 新作アニメ「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」 : 話題 : 映画 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」
(http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/cinema/topics/20070620et02.htm)
6月頭にファンサイトには載っていましたが実際にそうだったようです。押井監督はライフワークの立喰師をモチーフにした『立喰師列伝』撮ったせいか、すっきりした感じですね。他には『立喰師かく語りき』
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の冲方丁との対談でも若者に優しい(けっして甘やかしているわけではない)発言をしていたのが新鮮でしたが、記事中でもそういった発言をしています。若いころに年長者からされてきたことを鑑みて、自分が年長者として何をすべきか考えているのでしょうか。押井監督が好きなので多分に好意的に解釈しているとは思いますが、結構いいこと言っていると思います。押井発言をあまり読まれたことがない方は『勝つために戦え!』をお勧めします。
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富野監督も好きな方は
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がお勧めです。『ガンダムエース』誌上の連載をまとめたもので、毎回専門家をゲストに招いて富野監督と対談しています。
ローレンス・レッシグ関係
「Slashdot | Lawrence Lessig to Leave Copyright Sphere」
(http://yro.slashdot.org/article.pl?sid=07/06/20/1822256)
まだ全部読みきってないんですが『コード』や『コモンズ』のローレンス・レッシグが著作権活動から離れるのではないかという記事。日本でインターネットと著作権の話というと白田秀彰がいるのですが、本人の公式サイト
「Research Papers of Hideaki Shirata」
(http://www.welcom.ne.jp/hideaki/hideaki/indexj.htm)
を見る限りでは今のところ反応がない様子。個人的にははてな匿名ダイアリーの演説の件よりこっちのほうが気になります。レッシグの本は改めて触れる必要もないと思うので白田秀彰の方だけ紹介すると『インターネットの法と慣習』があります。
インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門 [ソフトバンク新書]
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レッシグの本から読み始めるとシカゴ学派の考え方が分からずにかなり止まることもあるので、読む機会があればこちらから読むことをお勧めします。法律がどのように作られていったかという話から始まっているので法律を勉強したことがない人にも分かりやすいはずです。
肝心の日本の著作権は非親告化しようとか権利者の死後の保護期間を延長しようとか先が暗い議論が進んでいますけどね……。