∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

『マージナルプリンス』

最終回。必ず冒頭に挿入される主人公と姉のテレビ電話での対話がいかにも携帯電話初という感じでもあり、視聴者は姉としてで主人公と男の子の交流を間接的に見ているという構図は「物語に没入する私」ではなくて「一歩引いたところから見ている私」になっていて面白かった。

前者は『金色のコルダ』のように物語の中にいる私の代理=主人公で、後者である『マージナルプリンス』は弟と男の子たちの交流を(テレビ越し/携帯越しに)見ている私というちょっとしたメタ構造になっている。それだけに個人的にはラスト辺りに姉のキャラが付きかねない部分があったのが気にかかった。キャラ付けをしたら前者とさほど変わらないんですよね。まあ、内容的には男の子と仲良くなるのが私の代理人(女)か、男かという違いがあるので客層が違うといえば違うのかもしれませんが。

物語自身は主人公がやたら乙女チックだなということくらいしか覚えていなかったりします。ごめんなさい。