Winny裁判判決 罰金150万円
理由は良く分からないけど罪状としてそのくらいが突きつけられるだろうなというのが正直な感想。
これまでの経緯はこちら
「いよいよ判決--Winny事件の経緯を振り返る - CNET Japan」
(http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20338589,00.htm)
2004年の9月に47氏が逮捕されたので2年経ってます。
判決要旨はこちら
「asahi.com:「ウィニー」裁判、判決要旨 - 社会」
(http://www.asahi.com/national/update/1213/OSK200612130057.html)
「容認していた」――つまり、放置状態で対策を立てていなかった。いわば消極的幇助というのが罪状なんでしょうか。それ考えると「ネットランナー」が積極的幇助犯としてつかまらないのはなんでだろ〜?(予想は付くけど)
それに対する47氏側の反応はこちら
「ITmedia News:「徹底抗戦する」――Winny開発者、控訴へ」
(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/13/news061.html)
で、裁判に対するひろゆきのコメント
氷室真裁判長が「インターネット上で著作権侵害をことさら生じさせることを積極的に意図したわけではない」と言っているにも関わらず、著作権法違反ほう助罪というのがいまいちよくわかりません。
積極的に意図をしていなくても、有罪というのであれば、包丁を売っている人が殺人に使うとは思ってなかったとしても、殺人に使う人がいたら、有罪ということになってしまうので、いまいち判断に苦しみます。
とはいえ、裁判官も判断に苦しんだようで、懲役のない罰金刑という結果です。法律上はたいした罪ではないけど、社会的には有罪にしなければいけないというプレッシャーの中で、かろうじて有罪だけど罰金だけということにしたのかなぁと思います。
よく分からなさを端的に説明してくれてる。論点とか論点とかがいわゆる「普通」の感覚と違うんだとしか思えませんが(笑)