∀ddict

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『ウルトラマンメビウス』

帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」(脚本:上原正三)の続編。『ウルトラセブン』のノルマントのテーマのオマージュ曲が流れていたりと、『メビウス』の今までのカラーからするとかなり重い回。

リュウさんがいきなりメイス星人を撃ったことに対する謝罪も、メイス星人がムルチを使って町を破壊したこともうやむやのまま終わってしまったのはいいのかと思ってしまったけれど、まとめるのが難しそうな回だった(でも、地球は異性人に対して外交ルート開いてるんじゃなかったっけ?)

黒富野になぞらえて黒ウルトラという表現を使えば、黒ウルトラとしては物足りないところが多かった。けれど、「怪獣使いと少年」の少年が絶望を抱えたまま大人になった姿=メイス星人と、絶望を乗り越えて大人になった姿=「怪獣使いと少年」の少年が考えを伝えた園長先生との対比の部分は良かったんじゃなかろうか。