『マルドゥック・ヴェロシティ』
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/11/08
- メディア: 文庫
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『SFマガジン』のインタビューによれば冲方丁が失踪して、嫁さんが心配して編集部に泣きならがら「なんでこんな仕事させるんですか!」って言ったり、ゴールデンウィークの新幹線のトイレを占領して書き上げたとかいう過程を経て書き上げた怪作らしい。
同インタビューでは大森望が「『スターウォーズ』で言うところのエピソード1・2・3」とか「ジェームス・エルロイが書いた『X-MEN』」などと評していました。冲方丁本人は当初『バジリスク』を目指していたらしいのですが。
暇ができ次第読むことにします。
追記
今1/4くらい。最初はやたら「――」の連続で記憶を分断して連想させることでイメージさせようとしている感じ。SF読みじゃないので分からないけれど、こういう書き方もありなのかと思いましたよ。