『コードギアス 反逆のルルーシュ』
ブラウザがクラッシュしてしまったためこのエントリ書き直し……orz
先日のエントリ(id:takkunKiba483:20061021:p1)がキーワード以外にもブリタニア帝国とイギリスの歴史関連のアクセスが多かったのでまとめと補足。『コードギアス』の劇中世界は清教徒革命〜名誉革命辺りでパラレルになったんじゃないかと妄想中。根拠は
- 歴史の授業でヘンリ8世とエリザベス1世*1(二人とも言及されたテューダー朝の王)が出てきたので、そこまではおそらく史実と一緒
- 先日のエントリで書いたようにスチュワート朝ゆかりのものに劇中名称が出てくる
- ギアスの力と王権神授説&絶対王政の符号(スチュワート朝のジェームズ2世とルイ14世は同時代の人)
といったところ。後はルルーシュの仮面がこれを思わせるから
鉄仮面または仮面の男(Le masque de fer:The Man in the Iron Mask)とは、フランスで実際に1703年までバスティーユ監獄に収監されていた「ベールで顔を覆った囚人」をモチーフに作られた伝説、作品をいう。 その囚人は1669年に、ルイ14世の大臣からピネロル監獄の監獄長サン・マールに預けられ、監獄長が自ら世話をしたという。以降、サン・マールの転任と共にその囚人も移送され、サントマルグリット島を経て、1698年にバスティーユに移送された。当時のバスティーユの看守は、「囚人は常にマスクで顔を覆われ、副監獄長直々に丁重に扱われていた」と記録している。囚人は1703年11月に亡くなり、彼の所有物などは全て破棄されたという。
余談だが、アレクサンドル・デュマはこの話を元に『ダルタニャン物語 鉄仮面』という小説を書いている。これが映画になると
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になる。この話だと仮面の男はルイ14世の双子の兄という設定だった。余談おしまい。
生徒会用の館など建物がこの時代のフランスっぽい様式だというのも弱いながらも根拠の一つ。
この辺りから「エディンバラの屈辱」はジェームズ8世がスコットランドで捕囚されたこと、もしくは孫がエディンバラで敗北したことかと妄想しています。前者だと清教徒軍(一般大衆)に王が負けたので皇帝側からすれば充分に屈辱でしょう。
「新大陸への遷都」はよしとして(アメリカ独立戦争が起きなかったのか、起きて鎮圧したのかは分かりませんが)、前のエントリーでは「西南戦争」と書いてたのですが「北進戦争」とか「北南戦争」といった表記も見かけました。どれが正しいのか分かりませんが北進戦争だとしたらフランス領のカナダに侵攻した(カナダはブリタニア帝国領)、北南戦争であれば南アメリカ大陸へ侵攻したと解釈すればいいのかと。
*1:2世は現・イギリス女王陛下