『コードギアス 反逆のルルーシュ』
ルルーシュ
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが本名。ミドルネームはおそらくスペイン・フランス貴族の「de」に当たるもので貴族階級である証だろう*1。クロヴィスはクロヴィス・ヴィ・ブリタニアなのかな?(ミドルネームが「ラ」辺りの音に聞こえたのだけど)
今回皇位継承順位がかなり低いながらもブリタニア皇族であり、クロヴィスとも面識があることが判明。ブリタニアを恨んでいるのは母を殺され、ルルーシュ自身も殺されかけたから。母親が身分があまり高くない側室だったのに皇帝の寵愛を受けて王妃になることになり、周囲から恨みを買って殺されたといったところだろうか。
黒いナイトの駒を握ってテロリストの操るナイトメアフレームに指示を出すルルーシュはチェスをしているしているような演出だった*2。そしてルルーシュがクロヴィスの前に現れて「チェスはいつも自分が勝っていた」と言うあたりはうまいと思った。
スザク
本名は枢木スザクなのだけど、枢木と言ったら仕掛け戸(枢戸)というイメージしかない。イレブンなのに名誉ブリタニア人だったり、第五世代ナイトメアフレームに乗ったりと色々仕掛けがある人なんでしょうか。
スザクの通り名である「白の騎士」ランスロット登場。搭乗前のやりとりからブリタニアではナイトメアフレームのパイロットを騎士と呼ぶ様子。ルルーシュは伯爵家のものだとハッタリをかましていたので、ブリタニア帝国の貴族はイギリスの貴族の呼称準拠なのかも。ランスロットの特徴は
- パイロットのエジェクトシステムがない
- 物理攻撃無効のシールドがある
の二点。後者はリアルロボットっぽくない設定ですね。どういう仕組みなんでしょうか。後、懐中時計で助かったというのはどうなんだろうか。
ルルーシュとナイトメアフレームに乗って戦っているときには「被害を広げるなんて!」とか敵を追わずに民間人を救出したりと、味方に撃たれようとなんだろうと自分の信念を貫こうとする態度が描写されていた。この辺り、主人公特権を乱用して理想論をかざしたらその通りになるという構造にはならないで欲しいなぁ。
「ギアス=王の力」とその継承
ギアスの発動は相手に直接左目を見せればいいだけで、本名を名乗ることが発動キーではない様子。これなら自ら名前を明かさない限りばれないということか。クロヴィス
ブリタニア帝国の継承権はC.C.からギアスを受け取ること。そして、クロヴィスもルルーシュもC.C.の重要性について認識していたことから、現ブリタニア皇帝がギアスを発動する現場を見たことがある可能性がある。現ブリタニア皇帝がC.C.を閉じ込めていたのはブリタニアに反逆する者にギアスを与えないためなのかも。ブリタニア皇帝自身が現在もギアス保持者なのかは不明。