『仮面ライダーカブト』
ゼクト(&ライダー)とワームに加えて第三勢力ネイティブ登場。ネイティブはそのままの意味で「生まれながらにしての〜」だろう。ワームは人間に擬態する、つまりあくまでワームの形態がメインであって、人間に変身する存在。ネイティブはそれに対して人間の形態がメインのワームといったところだろうか。
今回のネイティブの描写で重要だったのは
- カブトに「ライダーにはワームを倒してもらわないと困る」と伝えたこと
- カブトゼクターを天道の所にいかせなかったこと
- ドレイクに変身したこと
の3点。
まず、ネイティブはゼクトからはワームとして狙われ、ワームからも狙われている様子。天道に「あなたの大切な人も困る」と言っていたのでひよりのように生まれながらにして擬態状態のワームである可能性もある。
次にゼクターを誘導できたこと。1話でひよりが自転車と話していた辺りが複線なのかもしれない。ひよりは以上2点からほぼネイティブ確定じゃないだろうか。
最後にネイティブがドレイクに変身できたところを見ると神代もネイティブの可能性がある(単に擬態化したワームかもしれないけれど)神代がネイティブだとすると、天道と完全に対の関係。天道は兄と妹で妹の方がネイティブ。神代は姉と弟で弟の方がネイティブ。この辺の類似性が仮にあるのであればもう少し前に出した方が良かったと思うけど。
もう一つのメインイベントは矢車(キックホッパー)・影山(パンチホッパー)コンビ登場。やさぐれた矢車さんが哀愁を漂わせていてなんともいえない雰囲気をかもし出している。二つのホッパー系ゼクター自体を作ったのはゼクトなんだろうけど、渡したのはネイティブかもしれない。
人物がどんどん1箇所に固まろうとするのを見るたびにきちんとまとめきれるかが不安です。影山が天道家にいる理由や加賀美に取り入ろうとする理由は子供っぽくていいのやら悪いのやら。