花粉症
花粉症が悪化してきたので今日も外に出れない。涙は出るわ鼻水出るわ、あと、よだれでも出たら顔から出るものほとんど出ている状態。id:sanakanさんじゃないけど涙の数だけ強くなれたら花粉症+泣き虫という人物特性を持っている私は既に人外の強さを誇っているはずなんですが。
花粉症の付き合いも4歳からといい加減長いので色々な治療法を試したことがある。その中でも印象に残ったものを少し。
※それなりに鼻水なり、そういう話になりますので、苦手な方は読まないことをお奨めします。
1.鼻に注水して鼻の中を洗浄する
4歳当時の私が始めて遭遇したのがこれ。呼吸のタイミングがずれると水がたちまち鼻からのどに落ちてきてむせる。しかも機器を操作している人が意地悪だとうまくやらないことに関して小言をもらうばかりか、
注水され続けてのどに水がたまっていって地上なのにおぼれている状態
(ちなみに私は慣れるまでに何回もこの状態になりました)
しかも、いくらうまくやったところで鼻からのどの方向に鼻水交じりの水が出ていってるので結構気持ち悪いです。鼻づまりは一時的に解消するのですがあまり長続きしないので、当時耳鼻科に行くのが嫌いでした。(と、いっても薬があると大分症状が緩和されるのでしぶしぶ行っていましたが)
最近全く見かけませんが結構トラウマです。
2.レーザー治療。(注:5年くらい前のことなので現在こうなるかどうかは知りません)
鼻水詰まりがひどくてよく寝れない状況になったときに試した治療法です。鼻の粘膜をレーザーで焼いて粘膜の体質を改善する療法だったと思います。
まず下準備として鼻の粘膜に麻酔を綿棒のようなもので塗られたのですが、量が多かったらしく、のどまで降りてきてしばらくしびれてました。
それからイスに座るのですが、鼻の穴をお医者さんに見えるようにあごを上げているので自分は何をされているか分かりません。気がついたときには鼻にレーザー照射機らしきものが突っ込まれていて、鼻が異常に熱くなります。
ようやくここからが本番。鼻全体に異臭が漂ってきます。そう、
鼻毛が燃えているのです。
どのくらい燃えているかというと鼻から煙がモクモク出てきます。かなりはっきりと対になった柱上に煙が出てきました。
鼻とのどは奥でつながっているので、当然のどを通じて口からも煙が出ます。とても煙たくなってセキが出てきますが、これだけでは終わりません。
涙腺からも煙が出てきている(?)状態*1
当然涙も出てきます。治療中なのでセキはしたいが出来ないし、治療が奥に進むにしたがって段々気分も悪くなってきます。
はたから見たら古典的なロボットが壊れる状態。周りにいたのがプロだったので笑われませんでしたが、後日このことを友人に話したらやはり笑われました。しかし、あまり本当だと信じてもらえませんでしたが。
ようやく治療を終えるのですが顔から出るものが本当にほとんど出ています。それをぬぐっても今度は粘膜を焼いた影響で
鼻血が止まりません。
粘膜むき出しですから当たり前といえば当たり前です。映画の流血シーンのような派手さは無いものの、鼻血が出続けるというのは地味に効きます。なにしろ
30秒経たないうちに鼻に詰めたティッシュが血に染まって
吸収しきれなくなって、詰めているのに鼻血が垂れてきます。
ついでに言うと、うかつに鼻をすすると血がのどに垂れてきて後々痛い目に合います。そんな状態がしばらく続いて(と、いってもそれほど長くなかったのだけれど、当時は相当長く感じました)当時の私は
「このまま鼻血で出血多量になって死んだらカッコ悪いなー。『死因:出血多量(鼻血)』ってマヌケとしか言いようがないぞ」
などとネタまじりに考えていました。今思い出すとそう考えていた自分がアホ以外の何者でもありませんが。
そして、血が止まってからまた苦難が訪れるのですが、このくらいで。
で、結局効果はどうだったかというと1年半くらいは耳鼻科に行かずに済みました。効き目はかなりあるようです。辛そうに聞こえるかもしれませんが、1日我慢すればどうにかなる程度です。それに、私が治療しに行った時から随分経っているので当時より負担は少なくなっているはずです……多分。
*1:実際出るのか分からないけど、当時はそう見えたような覚えがある