『新日曜美術館』(NHK教育 9:00〜10:00)
森川嘉一郎*1節全開。*2手元の本を見るとこの方、96年にもビエンナーレの日本館製作にも参加している様子。
第9回ベネチア・ビエンナーレ建築展の日本館展示から食玩、萌え、コミケ、*3やおい、*4オタク論といった内容。森川嘉一郎、大嶋優木、斎藤環が出演。
斎藤環が
「オタクは個々に違うのだけど、一般には全体的に変態趣味とかM君事件みたいなイメージに捕らえられている部分が未だにある」
と、いった主旨のもっともなことを言ってたのに一瞬関心してしまったのはどうしてだろう*5(笑)
予想はしていたのだけれど、NHKでマジメに「萌え」*6なんて言われるとびっくりする。案の定NHK側の人たちは新横浜ありな*7を見て引いてました(笑)
あんまり色々取り上げられて変な方向にいかないといいけどね……。
追記:再放送が本日20:00〜21:00にあるようです。
*1:どうでもいいけどこの方、『エヴァンゲリオン・スタイル』がこっち系の文章デビューだったということを最近知った。手元にあるやつを調べたら「エヴァンゲリオンのデザイン論」というテーマで確かに書いている。
*2:要するに『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』〜ベネチア・ピエンナーレ建設展の流れ。オタク論とか萌えについては著書を読んだほうが早いかと。
*3:草の根的な活動は元々女性が主体だったということに言及していたのには関心
*4:この語の用法には多少違和感があった
*5:無論、この方がゲーム脳とか佐世保の事件の時も割合オタク擁護的な意見を言っていたのを知ってるのだが。
*6:やはりイントネーションが尻上りで変な印象を受けるが
*7:第9回ベネチア・ビエンナーレ建築展の日本館のパンフのおまけのフィギュア。原型は大嶋優木