∀ddict

I'm a Japanese otaku. I like Manga, Anime, Games and Comics.

『不機嫌なジーン』 第四話

 「虫の一匹や二匹食ってるほうが本当の野菜なんですがね」

というセリフがあってその通りなんだが、農家からすると等級付けがあるからそうも言ってられないのは本音。例えばキュウリは曲がりがひどくなっていくと等級が下がっていき、さらに曲がると等級外として出荷も出来なくなる。当然見た目もよくないといけないので当然農薬もかける。
 他方、無農薬野菜は虫が付かないようにしたり、見た目をマシにしようとすればそれだけ手間がかかるので高価になる。*1更に言えば露地栽培の場合は自分のところが無農薬でも近くの畑が農薬をまいていたら結局そんなに意味は無い。うちの実家もそんな感じだった。自分では農薬を散布していないのだが、隣の畑が過剰に農薬をまくところだったので*2虫が付かない程度に農薬がかかっていたわけです。
 ……消費者と農家、どうにもならないのは何かがずれてるからでしょうね。

 内容については教授と仁子の復縁のための伏線のようだったので、このカップルを応援しているid:sanakanさんの日記を心待ちにしています。おそらく1〜2日経ってから書かれると思われるので気長にお待ちください。

余談

 後番組でナマコ料理をやっていました。生きのいい赤ナマコの薄切りを自然薯をおろしたものとあえて、馬路村のポン酢(あるいは三杯酢)で食べるのが最高です。実家では冬になると必ず食べてました。コノワタ*3とかコノコ*4とか贅沢なものを食べてました。当時は赤ナマコも近くの海で取ってきたもので、自然薯も裏庭に生えていたので普通にあるものだと思っていましたが。

*1:有機野菜はどういう定義か知らないので、それは割愛

*2:霧状のものを散布するのだが、大げさに言うと霞がかかって見えるくらい。そのため、農薬を散布するときは夏でも家を完全に締め切っていた。

*3:ナマコの腸管の塩辛

*4:ナマコの卵巣を生乾したもの