機動戦士ガンダムSEED DESTINY第12話 1クール(12/13)
○プレ感想
シンは活躍してるのか活躍してないのかが微妙。ここは前作と比較してみると分かりやすいので、比較してみます
- 前作 … ストライク+メビウス・ゼロ(MA) vs ガンダム4体
- 今作 … インパルス+ザク2体 vs ガンダム3体
戦力数は今作の方が有利です。敵のガンダムが強くなっているならまだしも、今作オヤジ3人組*1は今作のガンダム3体に対して、ザクで押しています。つまり、シン(と愉快な仲間たち)は彼らよりは強くないわけで、撃墜スコアもそれなり。これまで判明しているシンの人となりをまとめてみるとこんなところ
- 妹想い(と、言うよりは多分にシスコン入ってますが)
- 切れやすい(直情的というか、よく軍人になれたな……)
- パイロットの能力としてはアスランやレイよりは弱く、ルナマリアより強い(?)程度
- 種割れ(今回で追加)
- あだ名は「ラッキースケベ」(だが、一話以来使われない)
キャラが立ってない上に来週キラ@フリーダム登場でインパルスの存在意義が危うい気がします。フリーダムは更に改造されてる反則機体ですから。それに加えてアスラン@セイバー登場と来れば出番もますます減りそう。不遇な主人公です。
○Aパート
Aパートから作画が微妙なカットがちらほら。
ウインダムはビーム兵器持ってるみたいだから、さっさとミネルバを撃てばいいと思うのですが、アークエンジェルみたく、分厚いラミネート装甲があってビームでは貫通できないんでしょうね。
○Bパート
あまりに突っ込みどころ多いので、トピックごとに整理。
1.大西洋連合の科学力は地球一ぃいいいいい!!
今回、前回小型ジェネシスに一掃されたロングダガーやウインダム(こんな扱いでプラモ売れるんだろうか……)に加えてモビルアーマーと1G下で飛行するためのストライカーパック(?)が初登場。
ザムザザーのバリアは前作の番外編のASTRAYシリーズを見ていないと分からない(こういうのは有りかよ、と思いますが)けれど、カナードのハイペリオンのバリアと一緒ですね。と、いうことはユーラシア連合は前作と同じように大西洋連合に参加している様子。その辺を知っている方にとってはきちんと広がりが見えていい設定。
ですが、いくらなんでも対艦砲をバリアではじくのはやりすぎだと思います。前作でビームコーティングしかしていないシールドでバリアント(対艦砲)を防いだ世界なのでオーバースペックなのは仕様でしょうけどね……。それに前作のはフラガ兄貴が命を呈して愛する人の乗るアークエンジェルを守るという演出付きだったのでまだすらっと見れたのですが。*2
シンが種割れするためにそれなりの敵を出したという演出なのかもしれませんが、さほど強敵というようにも見えませんでしたが。ビグロやザクレロみたく、MAが活躍するのも面白くていいとは思いますが。
2.デュートリオンって激しくスーパーロボット臭が
なんかすごくスーパーロボットな補給法ですね。悪いとは言いませんが、シルエットシステムはストライカーパックと同じようにバッテリーパックが付いているわけじゃないのでしょうか。そこは少し疑問。
後、補給中に敵に背を向けるわけですが、その時に襲ってこないのは合体中と同じく無敵タイム*3なのでしょうか。ガンダム繋がりで言うと「インパルスにはこういう使い方もあるんだー」と言ってレッグフライヤーを交換する前に敵にぶつけて欲しかったですが。*4もしくは、壊れたのも回収するとか。
今回レッグフライヤーの予備がミネルバから射出されましたが、あの艦にはチェストフライヤーとレッグフライヤーは一体何機積んであるんでしょうか。2体以上あって、修理用のパーツがあればもう1体インパルスを出撃させたほうが効率いい気がしますけどね。ユニウス条約でのMSの保持数に違反するのでしょうか。*5
*1:勝手に言ってます。アスラン、イザーク、ディアッカのこと
*2:スペシャルエディションで壊れたヘルメットが消えてフラガ生存フラグを再浮上させたことでぶち壊しになった
*3:ヒーローなどの変身シーンもそう。よくネタにされていて、それを逆手に取って敵前で合体して危険というのを『機動戦士Vガンダム』でやっている。
*4:『機動戦士Vガンダム』で足のパーツをぶつけて攻撃をやっている
*5:ユニウス条約の内容は本編を見る限りでは戦略核使用禁止とミラージュコロイドの使用禁止で、MSの保持数については本編ではあったかどうかは覚えていません。
*6:キラやアスランの写真集(?)が発売されているように、美形キャラクターでも売っていくという戦略。他には敵味方両方ともの強い機体がガンダムタイプであることなど。